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大学生のマインドマップ的ブログ

イギリスに住んでいた私が、イギリスの食事はなぜ不味いのか考えてみた!

イギリスの街並み

私は約10年前にイギリスのケンブリッジという所に住んでいました。

当時、現地の小学校にも通っていましたが、イギリスの食事が不味かったことだけはとっても覚えています。

10年経って、現在はイギリスの食事も大分マシになったという声をよく聞くのですが、それでも根本の不味さはあまり変わっていないようです。

そこで今回は、なぜイギリスの食事が不味いと言われているのか、私の現地での経験に基づいて紹介していこうと思います!

はじめに

私が言っている「イギリス料理」とは、イギリスで普段生活する上で食事するであろう普通の料理のことです。

ですので、もちろん観光等でロンドンに行けば、ロンドンには世界各国の料理がたくさん集まっているので、ちょっと多めにお金を出して美味しい食事をとることもできます。

ですから、イギリスに観光で行く人は、あまり食事に関しては心配しなくても大丈夫です。

歴史的観点から

実はイギリス料理は、他のヨーロッパの国の料理に比べても評判が悪いと言われています。

この世の天国とは
フランス人がコック
イギリス人が警察
ドイツ人が技術者
スイス人が銀行家
イタリア人が恋人
を担う世界。

そして、地獄とは
イギリス人がコック
ドイツ人が警察
フランス人が技術者
スイス人が恋人
イタリア人が銀行家
を担う世界。

といった民族ジョークが昔からあるくらいですもんね(笑)。

結論からいうと、伝統的な本物のイギリス料理は美味しいようです。

しかし、何十年にもわたる食糧配給の制度がイギリス料理を抹消したと言われています。

この「食糧配給」とは、第1次・第2次世界大戦、そして復興するまで間の30年近くにわたり、深刻な貧困と食糧不足によって行われていたものです。

そのため、その当時家庭で料理を作っていた人たちは、配給品を上手く利用して調理をしてきたわけです。

その調理スタイルが代々受け継がれて、今のイギリス料理が確立してしまったという歴史があります。

文化的観点から

イギリスは、ジェントルマン(紳士)の国です。そして、「紳士は身分相応の知識と教養と立ち居振る舞いをするべきである」という文化が根強く残っています。

そのため、紳士が食事に関してあれこれいうのは恥ずべきことだという認識があったり、紳士は大食いはしないというマナーがあるため、とにかくイギリス人は食事にあまりこだわりがないのです

それに伴い、食事は栄養とカロリーが最低限取れれば充分という考えや、子供は痩せているほうが健康で忍耐力があるという考えがあるので、イギリス国内では富裕層の子供は痩せてすらっとしている一方、貧困層の子供はファストフードなどしか食べれずどんどん太っていくという傾向があります。

調理的観点から

個人的には、「イギリス料理は美味しいが、イギリス人は料理の仕方を知らない」という認識が正しいと思っています。

先ほど述べた食糧配給の歴史からもあるように、用意された食事に対して自分の好みに応じて味を変えるという習慣がイギリスにはあります。

そのため、イギリス料理は味付けがあまりしっかりされていないので、不味いという印象を受けるようです。

肉料理でいうと、塩胡椒した肉をオーブンで焼き、ソースをつけるというのが一般的です。

例えば、ローストビーフ(ホースラディッシュとグレービーソース添え)、ローストボーク(アップルソース)、ローストラム(ミントソース)などなど。

野菜は、肉と一緒にオーブンで焼くか、くたくたになるまで煮込んで塩で味付けなどが多いです。

生活的観点から

イギリスでは、共働きが当たり前なので、そもそも晩御飯の支度をする暇がないという事情があります。おそらく8割程度のお母さんは働いています。

奥さんはハウスキーパーではなく、生計を支える働き手という考え方が主流なわけです。

ですので、家庭料理というと基本的に材料を切った、焼いた、茹でたという程度の料理が多いです。

こういう料理でも週末につくるものがほとんどで、平日は冷凍食品や缶詰のポークビーンズなどで済ますことが多いです。

とにかく、食には手も時間もかけていないなというのは、実際に私がケンブリッジにいる時に実感しました。

例えば、同級生の男の子の誕生日パーティーに、(キャラクター絵のアイシングでコーティングされた)ケーキと冷凍ポテトとグリルしたソーセージしか出てこなかったことには、とても驚きました。

また、小学校のお弁当でいうと、食パン数枚、パンに塗るジャムの瓶、カップのヨーグルト、りんご1個を大きなタッパーにまとめて入れて、そのまま脇に抱えて持ってくる感じが普通でした。

ポテトチップスの小袋はじゃがいもということで、野菜にカウントされるようで、お弁当の一品としてOKでした。今振り返ってみると異常だなと思いますが。

最後に

今回は、イギリスの食事をテーマに考えを述べていきましたが、いかがだったでしょうか?

「イギリス料理=不味い」というイメージは持っていたとしても、実際にどのように不味いのか、現地に長期間滞在してみないとわからないことがほとんどだと思います。

食事はあまり美味しくないので、住むのは大変ですが、観光で行くのはとてもおすすめできます!これを機にイギリスに興味を持って頂ければ幸いです。