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【必読】成功者のプロセスを学べる良書「マーケットの魔術師」

マーケットの魔術師

「マーケットの魔術師」シリーズの全4冊は、投資を経験した者なら誰もが知る名著ですが、この本はそのエッセンシャル版です。

シリーズの全4冊を凝縮したというよりは、「簡易版」といった方がイメージしやすいかもしれません。

トレーディングにおける大事な心がけがまとめられただけなので、実際の手法とかは詳しく載っていません。

この本はトレーディングでの成功について書かれていますが、実は成功すること全般がテーマなのです。

伝説のトレーダーたちへのインタビューから考え方の共通点や相違点を見出し、そこから見えてくるものがまとめられています。

ですので、私は別にこの本をトレーダーだけに勧めている訳ではなく、全ての人に対して読む価値があると思っており、【必読】としています。

マーケットの魔術師 エッセンシャル版--投資で勝つ23の教え

マーケットの魔術師 エッセンシャル版--投資で勝つ23の教え

私がこの本から学んだポイント

1. 成功者から学ぶ意味

成功者がいかに失敗し最終的に勝つことができたのか、私はこの「先人に学ぶ」という行為は大変重要であると思っています。

皆さんは世の中に存在する成功者と言われている人に対して、どのようなイメージを持っていますか?

持っている才能が違うとか、ただ運が良かっただけだとか、自分には到底できないようなことをしているとか。確かにそうかもしれませんね。

でも成功の仕方なんていくらでもあるというのも事実です。

スポーツで成功する、起業して経営者として成功する、投資で成功する、など様々な分野で成功を収めている人がいます。

そして、例えばスポーツであれば、その中の野球だけをみても、イチローのように多くのヒットを打つことで成功してきた人や、松井秀喜のようにたくさんのホームランを打って成功してきた人、大谷翔平のように二刀流でメジャーで活躍している人、など成功の仕方は多種多様です。

一つ言えるのは、成功者はそれぞれ自分の個性を見極め、自分に合ったやり方で優位性を保ってきたということです。

世界三大投資家の一人、ジム・ロジャーズは

「マーケットは大きな三次元パズルだ。ただし、このパズルは、ジグソーパズルのようにテーブルにすべてのピースを広げて、はめ込んでいくようなものではない。パズルの絵柄が常に変化する。毎日いくつかのピースがなくなり、別のものが投げ込まれるのだ。」

と言っています。

マーケットは答えのない世界です。

だからこそ、ある人から見れば投資は恐ろしいゼロサムゲーム、またある人から見れば投資はこれ以上にないほど面白いゲームになります。

研究も答えなき世界ですよね。経営もスポーツも。世の中のあらゆることは既に答えが導き出されているように見えて、まだ全然答えが導き出されていません。

同じ話の繰り返しになりますが、野球選手の大谷翔平は誰もが現代では無理だと思っていたバッターとピッチャーの二刀流でメジャーで活躍しています。ここでも野球で成功するための「二刀流」という新しい解答が生まれましたよね。

多くの人はまず確固とした答えを求めようとします。注意してほしいのは、答え自体は無数にあるかもしれませんが、確固とした答えなんかはないということです。

例えば、現在ある答えや人から教えてもらった答えをそのまま実践してみたところで、上手くいかない可能性の方が高いです。

なぜなら、その「答え」は自分の個性(スタイル)に合った解答とはいえないからです。

あなたが大谷選手と同じように「二刀流」で野球をやったとしても成功するとはいえないし、そもそもあなたは野球が得意ではないかもしれない。

しかし、あなたが他の分野で「二刀流」(〇〇×〇〇)をやったら成功するかもしれません。

つまり、ここが重要だと思うのですが、成功者が自ら見つけた「答え」自体はあまり参考になりませんが、成功者がその「答え」を見つけるまでの過程で得たことは大いに参考にすべきです

それは応用性が効きます。その上で自分に合った「答え」を見つけることが成功の近道であると私は思っています。

実際、多くの成功者は全く別の分野から重要なヒントを得たりするそうです。

2. 優位性があるのは確固とした方法を持っている時だけ

成功者は皆、自分なりの明確な方法論というものを持っています。

もちろんですが、投資家だって闇雲に売買しているわけではありません。

それぞれやり方は違っても自分なりの手法を持っています。

「あなたのやり方には優位性がありますか?」と聞かれて、答えられないようであればそこに優位性、その先に見える成功はありません。

経営であれば「ビジョン」といえるかもしれませんね。

多くの成功者は自信家ですが、それは確固たる方法論を持っているからです。

「負けて良いと思わなければ、勝てない。」

人間だからいつでも間違えて当たり前です。何も悪くないです。もし間違えたと感じたら、またベストな判断をすればいいです。

ただし、成功者は最終的に勝ちます。それは確固たる方法論に自信があるからです。目先の負けなんかにはあたふたしません。また勝てばいいと考えます。

では、それを彼らはどのようにして見つけたのでしょうか?私たちはどのようにして探せばいいのでしょうか?

先ほど述べた先人の学びからヒントを得るのもいいだろうし、自分で何度も実践して見つけるのもいいと思います。

いずれにしても「ハードワーク」でなければなりません。苦労や失敗をせずに確固たる手法なんて見つけられません。

多くの成功者は私たちの見えないところで、死ぬような思いをして這い上がってきたのです。

3. 人の行動心理を読むことが大切

確実に30万円得られる選択肢と、80%の確率で40万円得られるが、20%の確率で何も得られないという選択肢があった時にあなたはどちらを選びますか?

確実に30万円得られる選択肢を選びませんでしたか?

しかし、期待される利益は後者の方が、40×0.8=32万円で大きいんですよね。

続いて、確実に30万円損する選択肢と、80%の確率で40万円損するが、20%の確率で何も損しないという選択肢があった時にあなたはどちらを選びますか?

後者を選びませんでしたか?

しかし、前者の方が損する期待値は30万円で少ないんですよね。

これは行動心理学といわれています。合理的だと信じて疑わなかった私たちが、全く合理的な選択を行えていませんよね。

私たちは、利益を得る場合にはリスクを回避したいと思い、損失を回避する場合にはリスクを取りに行く行動をします。

これは投資っぽい話になってしまいましたが、人々の行動原理や心理は密接に私たちに関わってきます。

つまり、こういった人間の行動心理を意識してうまく利用することができれば、成功する確率もグッと高まるということです。

最後に

私はFXをやっているので、投資の勉強目的でこの本を手に取りましたが、投資の枠組みに囚われない成功者のマインドやそこに行き着くまでのプロセスまで学べたので、今回はシェアすることにしました。

数多くの成功者も最初は私たちと同じ凡人だったのです。

読み物として面白いですし、自分の人生の指針として参考になる辞書のような使い方もできるので、非常におすすめの一冊です。